2009年06月21日

住居と食いぶち場所は離すべし!

寸子の腹からは絶対にこんな子供は間違っても出てこないと根拠のない自信というか、思い込みをしていました。
その1・ 足の遅い子→寸子は中学1年の時、南大阪新人戦で100m短距
離で2年生を差し置いて大会新記録で優勝経験あり。
その2・ 肥満の子→寸子は子供の時からガリガリに痩せていた、ちなみに
娘がもうすぐ肥満の領域に入りそう。
その3・ いじめに遭う子→説明しなくても分かるでしょ。

息子が小学校に入学するまでは1週間の中で日曜日が一番嫌いでした。
嫌いというよりは憂鬱になるのです。
そして必ずと言っていいほど、子供の事で平穏無事にその日が終わった事はありませんでした。
自分達家族や近所のガキ連中一家が泊まりで旅行に行った日以外は。

本当に偶然ですが、この近所の奥さん連中は見事に寸子と同じ年齢でした。
7人です。
以前に自分のブログの中で、アンケート調査で、このバブル期を経験した現在40代の女性が一番「自己の自立」を意識している年代だったという結果が出ていたと書いた事がありました。
けれども、寸子と同年齢が6人もいるのに、パート、フルタイムを問わず、外に働きに出ている人は寸子だけでした。
なので保育園に通った子供は寸子の子供だけで、あとは全員が近所の幼稚園でした。

平日はいいんです。
保育園から帰ってくるともう夕方の6時を過ぎていましたので外で遊ぶ事もなく、遊んでいる子も夏の陽が長い時期以外はいませんでしたから。
でも日曜日になると朝の8時から夕方まで外でず〜と子供達が遊んでいるんです。
息子は自分も一緒に遊びたくてたまらないわけです。
もちろん、一緒に遊んでなんかくれません。
すると仕方なく家の近所の公園で1人で遊んでいても、今度はそこで嫌がらせ等のいじめに遭うわけです。
「お菓子を食べたりしながら家で遊びなさい」と、どんなに言っても外からキャーキャーという遊び声が聞こえてくれば、やはりそこはまだ子供で、外に出て行ってしまうんです。
そして案の定、遣られるんです。

この「いじめ」のテーマを読んでいく中で、たぶん読者さん達の中には
「近所中からいじめに遭うなんていうのは、それでどの親達も見ていても自分の子供を叱らないという事は、寸子の息子や寸子に何か落度やそれほどに嫌われるような原因があったのでは?」
と思う方も出てくると思います。
それで、これに関しては、
「そんな事は一切ありません。」
と寸子が言う事でもなければ、言ったところでそれは読者さん達の想像と判断ですので。
ただ、寸子は少なくてもこの当時はなかったと確信しています。
 
その理由を書きます。
確かにこの近所の親達は自分の子供が、自分の目の前で、寸子の息子をいじめても、罵倒を吐いても、注意のひとつもしないでニコニコ見ているだけでしたが、
子供自身ははっきりいじめを意識してやってはいても、
親はこれをいじめとは見ていないんです。
ほとんどの親達がそうでした。

いい例をいくつかあげますと
あるガキが飴が入った大きな袋を持って母親と買い物から帰って来たんです。
母親が「みんなにもあげなさい」と言ったみたいです。
そして外で遊んでいたガキ等全員にその飴を配りながら、息子には
「オマエにはやらね〜よ!」って言ったんです。
親の前で堂々と。
この親の前とは寸子と自分の親と両方です。
そうしたらこのガキの親は自分の子供に
「そんな事言わないでみんなと同じようにあげなさい。」
とは一言も言わず、それでいて自分の買い物カゴの中をゴソゴソかき回し
「ムッチーちゃんにあげる物、何かないかしら〜。」
と探しているんです。
ちなみにこの「オマエにはやらんね〜よ。」
と言ったガキは息子と同学年で、当時4歳か5歳です。

寸子がフルタイムで働いている事はみんな知っていたので、平日にどこぞの店で子供服のバーゲンがあって、この暇人な母親連中が連れ添って買い物に行った日には、わざわざ息子の分も何枚か買って来てくれるんです。
もしも寸子が「うちは買わない。」
と言ったとしても、子供の年齢が似通っているのでその時は自分の子供に着させれば済むという安心感もあってだと思いますが。

そして決定打は当時、寸子の親は居酒屋をやっていました。
住居兼店舗です。
この親の店に、土、日曜や祝日などは夕食を兼ねて家族で食べに来るんですよ。
それとか自分の親戚や友達との飲み会に使ってくれたり。
店からすればそれなりに良いお客さんである事は間違いなかったのです。

寸子は仕事から帰って来たら、今度は親の店も手伝っていました。
パートを1人雇うほどの売上がある店ではなかったからです。
パート代なんて一度も貰った事などありません。
でも、その分、食事は店の残り物で済まし、子供が熱を出して保育園を休むような時でも親が見てくれていたので、その為に会社を休むような事はせずに済みました。

日曜日や祝日の日中、さんざん息子がいじめられて、悔しくて親子で泣くんです。
その2〜3時間後の親の店の開店と同時に、このガキ等家族が今度はお客として来るんです。
ガキ等、ちゃ〜んと解っているんですよ。
幼稚園児や小学校低学年ですよ。
店に来たら自分らは「お客様」だって事を。
まるでこちらの腹の内を見透かしているように、冷ややかな、それでいて、含み笑いを浮かべながら
「おばさん、オレ、ジュース!」
「ボク、やきそば!」
「おばさん、ポテトフライまだ〜?」

ある時、寸子は泣きながらお母ちゃんに訴えました。
「も〜耐えられない、この店の儲けも関係なければ、潰れても関係ない、私には関係ない!
それなのに、自分の子供がこんな目に遭いながら、なんであのガキ等に
ヘラヘラ{いらっしゃいませ}{有難うございました}って言わなきゃならないのよ!」

そしてそれ以来、このガキ等が店に来た時は、寸子は店に出ませんでした。
お母ちゃんもどんなにお客さんが混んでも寸子を呼びませんでした。
今から思えば、お母ちゃんもつらかったと思います。

一度、この近所のガキ等の中でも一番癖の悪い親に言った事がありました。
昨日の記事に書いた、子供が納得するまで言って聞かせる主義の、現在は互いに挨拶もしない親です。
「ちょっと見せて」と言いながら、息子のカブト虫が入っている入れ物ごと自分の頭の上まで持ち上げて、パッと手を離し
「あっ、手が滑った!」
入れ物は割れませんでしたが、中の餌や土など飛び散りました。
この時も、このガキは互いの親の目の前でやったので。
そうしたら
「え〜、こんなのいじめでも何でもないじゃな〜い、やだ〜。」でした。
この時、このガキ小学校2年生、息子は年長児の小学校入学前でした。
それ以来、もうこの親達には何を言っても無駄だと思うようになりました。
実際に自分の目で見ていても、
「これはいじめではない」と言い切った親に、言葉で納得させる事は不可能ですから。


この時に寸子の教訓が出来上がったんです。

1・ どんなに生活上便利でも、どんなに家賃がバカ臭いと思っても、住居と
食う為のネタ場所は離すべし。
2・ 職場の同僚、子供の友達の親、近所の人、全て分けた付き合いを する
べし。
どんな人も一度でも自分の店に来たら、「お客様は神様です」は絶対にいや!


このガキですが、他から耳に入ったのですが、中学に入り登校拒否児になったようです。
原因が何だかははっきりした事は知りませんが、やはりいじめに遭ったようです。

この話を聞いた時の寸子の気持ち、教えましょうか?
やった〜!
ザマ〜みろ!
オマエ等親子に「自分はいじめに遭った」などと言う資格はね〜んだよ!

posted by 寸子(スンコ) at 05:55| Comment(2) | いじめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このテーマは辛かったです。
寸子さんには何度がお話ししたかもしれません。
私は幼稚園年長から小学6年生までが暗黒の日々でした。
もう、不惑になる今でもこの年代の子どもは怖くて苦手です。
何かやられそうで、言われそうで、身体がこわばってしまうのです。

私も何をされてもへらへらしていました。
水泳の授業後に着替えを取られても、給食の牛乳を頭からぶっかけられても、囲まれて蹴られて脚が血だらけになっても。
泣くことも喚くことも出来ずにいました。

そして、当然親にはいじめられてるなんて言えませんでした。

私の避難は転校でした。
両親が隣の市に持っていた土地に家を建てたので、引っ越しました。
私は知っていました。
その土地は住むつもりで買ったわけではないことを。
実際、家を建てるにはとても小さい土地でした。
でも、大きな決断をしてくれました。

私が何も言わなくても、何処かで察知してくれていました。

あの時、あそこから逃げ出せなかったら、私はどうなっていただろう…?と考えるとぞっとします。
今、生きていなかったかもしれません。
絶望の末、もっともっと世をすねた人間になっていたかもしれません。

今、小さい問題は沢山あるけれど、死にたいと思うようなことには遭わずに暮らせています。
その有難さを時々思います。
でも私の根っこには一生、いじめられたことによる恐怖と恨みが残っています。

Posted by ぴん at 2009年06月21日 22:46
そうでしたね。
時々、会話の中で、ぴんさんも子供の頃にいじめに遭った話はしていましたね。
覚えていますよ。
ぴんさんが毎日、寸子のブログを読んでくれている事は知っているので、このテーマの記事を書きながら、
「ぴんさんは寸子のいじめに対する考え方についてどう思うだろうか?」と何度も思いながら書きましたよ。

寸子もね、近所から子供がいじめに遭っている時は本当に引越ししたかったんですよ。
ただ、どうしても出来ない事情があって、親を恨みましたけどね。
でも、恨んだ以上にもっと親はつらかったと思います。

ぴんさんが今でも思い出すと恐ろしく、恨んでいる、とありますが、解りますよ。

寸子だって、1回でも息子に手やクチをだしたガキ等の顔は全部覚えています。
そして、今でも道端で会うと、怒りが込み上げてボコボコに殴り倒してやりたい思いです。
このガキ等の親もです。

どういう訳か、このテーマを書き出してから、アクセス数は差ほど変っていないのに、ランキングが下がってきています(笑)
それほど衝撃的な内容なのか、寸子の文章が過激すぎるのか?

でもね、このテーマを読んで、お顔も知らない方から相談メールを頂きました。
昨日2件
今日は1件

寸子は児童心理学も学んでいないし、教員資格もないし、でも、
「もしも、私だったらどうするか?」を精一杯考えてお返事しました。

少しでも寸子の経験がお役に立てたら、ランキングなんか問題にならないくらい嬉しいです。

ぴんさんのご両親はご立派ですよ。
ぴんさん自身が解っているので私が言うまでもありませんが。
親孝行してあげて下さいね。



Posted by 寸子 at 2009年06月22日 18:44
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